社会医療法人彩樹 なみはや内科・内視鏡クリニック院長の村田岳洋でございます。

　私は大阪医科歯科大学病院及び大学関連の市中病院にて、消化器内科医及び一般内科医として研鑽を積んでまいりました。その経験をもとに、地域の皆様にお伝えしたい事がございます。それは、やはり予防医学と年齢に応じた適正な定期検査や通院が重要という点です。簡単に言い換えますと、命にかかわるような大きな病気(進行癌、脳卒中、心筋梗塞など)を発症する確率を少しでも減らすためには、適度な検査や通院が大事という事です。なかなか日頃からは認識しづらい事実ですが、人間には寿命という限られた時間が存在しており、個人差はございますが40歳から50歳頃より色々な老化現象が現れてきます。

しかし、多少血圧や中性脂肪・悪玉コレステロール値、血糖値が高くても、小さな大腸ポリープや僅かなピロリ菌による胃炎があろうとも、症状は全く認めないことがほとんどです。そして、その状態のまま放置することで、先ほどお伝えした命にかかわる大きな病気が、私たちの目の前に突如として現れる場合があるのです。私は病院勤務時代に、悲しく辛い事ですが、幾人もの進行癌患者を内視鏡検査で発見するたびに、あと数年でも早くに内視鏡検査を受けてくださっていればと悔しい気持ちを抱き続けておりました。そのため私は、地域の皆様の進行癌や脳卒中、心筋梗塞など大病の有病率を下げ、地域の皆様の健康寿命を少しでも伸ばす事を大きな目標として診療してまいります。内視鏡検査に関しましては、可能な限り患者様に負担をかけず、なによりも丁寧な観察、診断を信条に実施してまいります。

　血圧が高い、コレステロール値が気になるなど、生活習慣病に関しても気兼ねなくご相談ください。病院での精密検査が必要と判断した場合は、同じ医療法人グループの守口敬仁会病院と連携して対応してまいります。

　最後になりますが、地域の皆様に信頼していただけるような医療を提供できるよう、スタッフ一同、日々努力してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。